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lain@OBLIVIONプレイ日記〜Darker than Darkness〜管理人

Author:lain@OBLIVIONプレイ日記〜Darker than Darkness〜管理人
4月ごろにOblivion購入。不慣れな洋ゲーの雰囲気に馴染めずそっこうで売ろうとするも、MODの使い方を知り踏み留まる。その後色々なMODの存在を知りOBLIVONの世界にハマりまくって現在に至る。
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OBLIVION プレイ日記 番外編 ちょっと息抜き
Mr. Darkness & Mrs. Moonlight 第3話 〜理由〜

待っていてくれ、ツインテールちゃん!!
必ず俺が助け出してやっからよォ!!

 

 

 

 

 

「む?」

 

現れたな、好敵手よ。
この橋にいれば必ずお前が通りかかると踏んでいた。

 

帝都に来てからというもの、面白いことが多すぎた。
最初は帝都は都会故に、ギャグのセンスも俺の故郷の田舎とは違う次世代の代物なのだと半ば諦めかけていた。
この世に思わず笑ってしまうような面白い出来事など存在しないと、本気でそう思っていた俺自身がこれほどまでに追い詰められるということは、もはや帝都という場所では別次元のギャグや面白い出来事が存在し、とても人間に耐えられるものでは無いと・・・

だがそれは俺の心の甘えだった。

世界は広い。
そしてそこには当然想像も出来ないような未だ見ぬ面白い出来事や人間が、山ほど存在するだろう。

そう、世界は笑いに満ち溢れている!

最近ではカップアイス用のヘラの絶妙な曲線を見ただけで笑いがこみ上げてくるほどだ。
イカれた無差別殺人者か何かが、笑い死による大量殺人を目論んで設計した罠かもしれんな。
とにかく恐るべき笑いのセンスを持っていることは間違いない。

世界にはまだまだそんな面白い奴がゴロゴロいるだろう。
そしておれはこの笑いに満ち溢れた危険な世界で生きていかなければならない・・・

そのためには、生まれ持った不笑の性格に甘えるのではなく、自らの鍛錬が必要不可欠になる。

そして、まず最初に超えなければならない壁が、ミスター・オモロ・・・お前だ!!

 

このときのために俺は毎晩過酷なイメージトレーニングを繰り返してきた。
おかげでお前の姿を見ただけで笑いがこみ上げてくるようなことはなくなった。

だがそれだけでは、ただお前と肩を並べたに過ぎん。
お前のギャグに耐えてこそ俺の本当の勝利と言える。

 

聞かせてもらおうか、最新のギャグを・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、いつに無く切迫した表情だったな。
何か良からぬ事態にでも巻き込まれたのだろうか・・・

 

む?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのやかましい女を連れ去るとは、とんだ物好きもいたものだ。

分かっていることは、黒いローブの男にペイントホース、そしてその男が放ったという"ムーンライト"という単語。
・・・この程度では皆目検討が付かない。

誘拐の目的は?

金という線は可能性が薄い。
あの女は親元を離れあのような小汚い宿屋で働いている故、身代金を請求したところで誘拐のリスクに見合うだけの見返りは期待できないだろう。

・・・まさか両親がどこぞの貴族なんてことはないだろうな。

 

男は"迎えに来た"と言っていたらしい。
となると、ムーンライトとは人名であの女をムーンライトの勘違いして連れて行ったことになる。
だが誘拐事件になるということは、あの女がそれなりの抵抗を見せ、それでも尚強引に連れ去ったということか。

 

クレランボー症候群・・・エロトマニアの可能性もありえる。

もし恋愛妄想に取り付かれた哀れな男の仕業だとすれば、あの女は今非常に危険な状況にいることになる。
その手の連中は自らが対象に愛されているという根拠の無い確信に縛られ、対象が抵抗すればするほどそれは愛ゆえの行動だと都合よく解釈する。
拒絶を続ければ、最悪の場合暴力行為におよび、相手を死に至らせる事も少なくはない。

だが、それだと男が口走った"ムーンライト"という単語は意味を成さない。
ムーンライトという言葉をツインテールに対する呼称として使ったのか、それともそのような人物が実際に存在するのか。
ムーンライトが他にいるとすれば、男はまったくの別人に愛情をぶつけている事になる。

だがたとえ別人であったとしても、男がツインテールを"ムーンライト"だと言えば、男にとってはそれが揺ぎ無い真実となり、どんな説得をしても無駄だろう。
ムーンライト本人を連れてくればめでたくツインテールは開放されるが、今度はムーンライトが男の勝手な妄想の餌食となってしまう。

断罪も頭に入れておく必要がある・・・。

 

・・・憶測で思考をめぐらせるのは悪い癖だ、まだ何も分かっていないというのに。
そんなことよりも、まずはその誘拐犯の居場所を探らなくてはならない。
手掛かりが少な過ぎるゆえ非常に面倒ではあるが、あの女を助けるためだ、仕方が無い。

 

・・・助ける? なぜ?

報酬があるわけでもなく、ましてや赤の他人であるあいつを助ける義理はないし、そんな人情も私にあるとは思えない。
他人とは干渉せずただ自分の世界で生きてきた私にとっては、他人が死のうが生きようが何の影響も受けない。そして気にしたこともなかった。

だが何故だか・・・自然と助けるつもりでいた。

 

奴とはまだ数えるほどしか接していないが、私は奴の心に踏み込むつもりはないし、干渉するつもりもない。
しかし奴は私が無意識に作り上げている心の壁を通り越し、私すら気付かぬうちに無意識領域への進入を果たしているのかもしれない。

 

つくづく厄介な女だ、人の心に土足で上がり込むとは・・・。

仕方ない、今回だけは助けてやる。 そうだな・・・

 

"暇だから"とでも言っておこう。

 

−続く−


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OBLIVION プレイ日記 番外編 ちょっと息抜き | 2008/09/25(木) 08:27 | コメント:(6)
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