OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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殺シノ調ベ 第8話 「The Lonely Wanderer」 



前回の契約を最後に、Vicente から受けられる契約、つまり初心者向けの簡単な契約は完遂した。
これからは聖域の責任者である Ocheeva から仕事を貰い受けることになる。

話の最後に Vicenteは、闇の力を使いヴァンパイアに変身させてやろうと持ち掛けてきた。

闇の力…つまりは噛み付くことだと思うが。

アサシンは主に行動を起こすのは夜であり、ヴァンパイアの弱点でもある日の光による行動の制約はほぼ受けることがない。
さらにヴァンパイア特有の暗視や生態探知などの能力で、夜の活動能力が大幅にアップする。

だが、以前も言ったが、私はそこまで Sithis や Night Mother を崇拝しているわけではなく、ヴァンパイアになってまで働く気はない。
何より、あのような不気味な生物になるなど論外だ。

丁重にお断りしておいた。




契約を請けにOcheevaの部屋へと向かった。


普段は自室の椅子に座り本を読んでいることが多い彼女だが、今日は何やら落ち着かない様子。
どうしたのかと聞いてみると、彼女は青ざめた表情で俯いた顔を持ち上げた。

「き…聞いてしまったのだが。この一年で何人もの仲間が発見されたそうだ…死体となって! 暗殺者の中に暗殺者がいるということなのだろうか?」

・・・ふむ。

以前、裏切り者の存在によりDark Brotherhoodは脅かされていると聞いたことがあった。
あれを話していたのはTeinaaveだったか。

あのときは私が加入したばかりだということもあり気にも留めていなかったのだが、何人もの死人が出てるとなると、無視することもできないだろう。
やがてこちらまで被害が及ぶ可能性もある。

裏切り者…スパイか何かか。
もしくは、Dark Brotherhoodに恨みを持つものか。

当然このような仕事では、Dark Brotherhoodに対して恨みを持つものなど数え切れないほどだろう。
いつ彼らが断罪に訪れてもおかしくはない。


この聖域からは死者は出ていないとなると、当然別の聖域での事件だと思うが、他の聖域の家族もやはりここと同じように友好的で親しみやすいタイプの人間が多いと予測する。
そのせいで裏切り者に対して隙を作ってしまったのではないか。

職業柄、注意力に関しては人一倍あるはずのアサシンがこうも容易くやられるとも思えない。
仲間だと安心しているところを狙われたのではないか。


だが、私は違う。
これは私の性格上の問題だが、常に人と接するときは一枚壁を置き、決して完全に心を開いたことはない。
当然ここの家族に対しても例外ではない。

裏切り者とやらが私の前に現れたら、返り討ちにしてやるのだが。


気を取り直しOcheevaに仕事の話を持ちかると、Ocheevaも落ち着きを取り戻し自室の椅子に腰をかけた。
裏切り者については気にはなるが、今はどうすることも出来ない。




「Imperial City にその存在を消されるべき High Elf が住んでいる。この人物を見つけるのはかなりの手腕が問われるかもしれん…興味ある?」

「続けて」

「やはり我慢できなかったようね。あなたの獲物は Faelian という名の High Elf よ。彼は Imperial City のどこかに住んでいて、放浪癖があるの」

「放浪癖?」

「残念なことに、我々が知っているのはこれだけよ。どの地区の家に立ち寄り、どの施設によく出入りするのか我々には分からないの、彼の予定も含めて何もかもよ」

ターゲットの情報は自分で集めろと。
また面倒な話だ。

「ああそうそう、もう一つだけ。Imperial City には Imperial Legion の隊長 Adamus Phillida が住んでるわ。それが誰か分かるかしら?」

Adamus Phillida。
確か THA Black Horse Courier のNight Motherの儀式の記事でインタビューに答えていた軍人の名前だ。

「聞いたことはある」

「そう。ならば当然 Phillida がその一生を Dark BrotherHood 潰滅に捧げ、私達が Imperial City で活動する事を面白く思わない事も知っているわね。
 そうなれば、彼により我々の生活が脅かされるわ。私達の活動を嗅ぎ回るきっかけをあの素敵な隊長に与えてはいけないの、でしょ?」

つまり、殺すのは極力目立たない場所で、欲を言えば死体の発見が遅れるような場所が好都合というわけか。
基より騒ぎを起こすつもりなどないが、運良くターゲットが自らそのような場所に飛び込んでくる可能性は低いだろう。

私が誘い出さなければならないだろうか…


これについて Antoinetta ならどうするか話を聞いてみた。




「Faelian と話し、人となりを知りなさい。そしたら彼を人気のない場所に誘えるかもしれないわね。それから、あんたは二人きりになったところで…分かるでしょ!フフフ!」

「・・・;」

怪しげな笑みを零すAntoinetta。

彼女、こんな性格だったか。
意外な一面を垣間見てしまった…

彼女のやり方が、ターゲットを望みの場所に誘い出すには一番なのかもしれないが…私には出来そうに無い。
他に良い方法はないものか。

先の仕事でお役御免となったVicenteにも話しを聞いてみるか。
何せこの聖域の年長者だ、何か良い情報をくれるかもしれない。




「Imperial City のエルフ達というのは、かなり結束の強い共同体を成している。そのうちの一人ぐらいは、Faelian の事を聞いたことくらいはあるだろう。尋ね回ってみることだ。」

「留意する」

他の家族からはこれといったアドバイスは無し。
結局自分で何とかしなければならないか。








Imperial City は生憎の空模様。

Vicenteのアドバイスを元に、Imperial Cityで最も賑わいを見せるMarket Districtに来ている。
私にエルフの知り合いなど皆無だが、1人思い当たる人物がいる。




「いらっしゃい。悪魔の羽のお嬢さん。今日もお買い物?」




相変わらずの文句で出迎えてくれたのは、この店の女主人 High Elf の Palonirya だ。

「聞きたいことがある」

「あら、何かしら?」




「Faelian という男を知っているか」

その名前を聞いた途端に、彼女の表情が変わる。

「…Faelian と言いました? ええ、知ってます。かなり嫌な奴だよ、本当に…。彼は Tiber Septim Hotel に居るんじゃないかしら?」

「Tiber Septim Hotel?」

「Talos Plaza District にある高級ホテルよ。私が貴方なら、そこで尋ね回ってみるでしょうね」

「そうしよう」








Talos Plaza District。




先ほどまで曇り空だったが、晴れ間が差し込んできた。
どうやら今日は雨の心配はなさそうだ。





高級ホテルというだけあって流石にエントランスも広い。
こんなところに滞在している Faelian という男はどれだけ金持ちなのか。

まさか金持ち故の性格の歪みで誰かの怒りを買ったということはありえるだろうか。

…いや、ないか。
そんな単純な話では済まないだろう。




「Tiber Septim Hotel へようこそ。私はここの主人、Augusta Calidia です」

カウンターへ近付くとすぐさま女主人の元気な声が聞こえた。
ここの部屋を借りているのだから当然彼女は Faelian のことは知っているだろう。

「Faelian という男を捜している」

「Faelian…人生を棒に振った男? 知っての通り彼はここに住んでるわ、愛人の Atraena と一緒に」

「愛人?」

Augustaは先ほどの笑顔とは一変、溜息混じりに話し始めた。

「あの哀れな少女が彼に何を見るのか、私には絶対分からないでしょうね。Atraena は部屋代も、食事代も、全て払っているわ。彼女はかなり裕福なんだと思うわ」

浮気した挙句に、金は全て女持ちとはとんでもない男だ。
だが、Augusta の話しにはまだ続きがあった。

「Faelian も昔は財産を持ってたわ…かなりの身分でもあったの。でもそれは彼がアレに魅入られる前のことよ…。そう、Skoomaよ」

「Skooma…」

Skoomaとは精製した Moon Sugar から製造される違法な麻薬飲物であり、依存性が高く帝国では服用を禁止している。
当然そう簡単に手に入る代物ではない。

厄介なものに手を出したな。

「今じゃ Faelian はほとんどここに寄り付かないわ。彼は外で Skooma をやってるか、それを求めて街を彷徨ってるんじゃないかしら」

Skoomaに手を出した者の哀れな末路。
そこまで依存しているようでは、今後の社会復帰はまず不可能だと言っていいだろう。

「彼は Atraena のところへ毎晩戻ってくる、だけどほんの数時間よ。あの High Elf はこんな生活を続ければ、終いに死ぬ羽目になるのは間違いないわね」

「・・・」

彼女の憶測は間違ってはいない。
今まさに彼の死は近付いているのだから。



今の話では、彼の所存は掴めない。
数時間の間はここに戻ってくるらしいが、流石にここで殺すわけにもいかないだろう。

愛人の Atraena にも話を聞く必要がありそうだ。

…だんだん探偵みたいになってきたな。

「Atraena は何処に」

「彼女ならそこにいるわ」

Augusta はエントランスの端を指差す。
そこに目を移すと、一人のHigh Elf が佇んでいるのが見えた。
表情は暗く沈んでいる、何か事情がありそうなのは明白だ。






「彼は…私の大事な人よ。本当に愛してるの」

彼女の曇った表情では、それが事実かどうかは理解しかねる。

「本当にそうか?」

彼女の顔を伺う。
彼女は徐々に目に涙を浮かべ、そして荒げるように吐き出した。

「私は… Faelian をどうしていいか全く分からないのよ! 彼の考えていること、彼が気遣っていることは Skooma だけなの! 以前はとても素敵な青年だった、でも全てを失ってしまったわ、容姿、財産、自尊心…」

彼女の悲痛な叫びに思わず目を瞑る。
以前の彼の姿はどうあれ、Skoomaに手を出しそれに依存してしまったことで、もはや彼は昔の彼ではなく、元に戻る可能性も限りなく0に近い。
そこまで自身の心を痛めつけられ、なぜまだ手放さずにいる?
私には理解できない。

「時々私は彼の後を付けてみるの、彼が何処へ行くか確認するために。彼は Skooma を求めて街をうろついてるわ。それから何時間か Lorkmir の家に行ってるの」

「Lorkmir とは」

「よくは知らないけど、Elven Gardens District にある棄てられた家の持ち主よ。彼がそこへ行く理由がそれだもの。彼はそうやって人生から逃げ出し、Skooma に興じてるわ!」

無人の家で誰にも邪魔されずに麻薬に興じるか。
どうやら落ちるところまで落ちてしまったようだ。
もはや生きて救う術はない。




唯一彼を救う方法、それはすなわち"死"だけだ。








彼は Elven Gardens District の Lorkmir の家にいるという。
Lorkmirという人物が何者かは知らないが、今は無人となり Faelian が勝手に利用しているだけらしい。




目立たずに、なおかつ死体の発見が遅れるような場所としては、まさに恰好の場所だ。




鍵が掛かっていたが、いつものようにロックピックで開錠し中へ入る。
当然ガードに見られるようなヘマはしていない。




室内には誰も居ない。
まだまだどこかをうろついているようだな。

この室内の荒れ具合から考えるに、この家はかなりの間放置されているようだ。
売り家になっていないことから、持ち主はこの家を完全に放棄した訳ではないと思うが、では何処に?

だがその謎は、地下で見つけたものによって解明されることとなった。




そこには男の死体、間違いなくこの家の持ち主Lorkmirだろう。

狂いに狂って終には殺人、もはや誰にも弁護の余地はないだろう。
今や彼は現実が見えていない、夢の世界をさ迷い歩く狂人に成り果てている。
彼自身の、そして Atraena の為にも彼をそこから連れ出さなければならない。






「なぁ…おい! どうやって…何を…お前はここで何を…してるんだ?お前は…私の友達じゃない。何を…知ってる、何が…望みだ?」

しばらくして、彼は現れた。
呂律は回らなくなり、足取りもおぼつかない。
Skoomaによる副作用だろうか。
頭は禿げ上がり、顔はヴァンパイアの如く痩せ細っている。






「聞こえるか、死の調べが」




「…えぇ? なんだって…? 聞こえるのは…お前の声だけ。お前は…変わった奴だな。分かってるのか? だけど…それがいい。私は…変な奴が好きなんだ。変な奴が好きで…Skooma も好きだ! しーーーっ! ハ ハ ハ ハ ハ!」

「愛しき人間の悲痛な嘆きこそ、お前へ向ける殺しの調べだ」

「殺しの…調べ? おー。すげぇ。そうだ、ああ…そうだよ! すごく…いいなそれ! 私の魂を持っていきな! その代わり…あんたの魂は私が貰うよ? ハ ハ ハ ハ。ひゃー…すげぇ」

聞くに堪えないな…

夢から覚める時だ、Faelian。








狂人の宴は終わった…。







あの世で誇れ、堕ちた自分すら愛した存在がいたことを。












「貴方の慎重な行動のおかげで、Phillida隊長もDark Brotherhood の関わりを疑うこともなく、我々の活動に干渉することはないでしょう」

相変わらずOcheevaは読書に耽っていたが、気にせず報告を済ますと、Ocheevaもその状態のまま話を進めた。

報酬はShadow huntという弓だった。
普段弓を扱うことはないが、いずれ役に立つこともあるかもしれない。
ありがたく頂戴しておいた。




今回のターゲットFaelianは、エルフたちからはかなり嫌われた存在であった。

それがSkoomaでおかしくなってからなのか、それとも地位も金も欲しいままにしていた時代からなのかは定かではないが、誰が殺しを依頼しても不思議ではなかっただろう。

だが、敢えて依頼したのは愛人であるAugustaと推測する。
当然それは恨みから来るものではなく、彼を愛していたが故の行動だ。
過去の姿を知っているだけに堕ちゆく彼の姿に耐えられず、そして彼自身もこの生き地獄から救い出してやりたかったのではないだろうか。

Skoomaで狂いだしたのはFaelianだけではなく、Augustaもまた狂おしいほどに彼を愛していたのだ。




でも、愛って何?










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テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

カテゴリ:OBLIVION プレイ日記

2007.07.07 Sat. 04:59 -edit- Trackback 0 / Comment 7

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この記事に対するコメント

[ No:1 ]

出来立てのBlog専用ランキングサイトです。
是非ご利用下さい。
m(__)m
http://blog.rank7.in/

URL | ブログランキング #-

2007.07.07 10:55 * 編集 *

[ No:2 ]

初コメントがこれか(;´д`)

URL | lain #mQop/nM.

2007.07.07 20:59 * 編集 *

[ No:3 ]

ワロタwwwww

URL | 名無しさん #-

2007.07.08 12:14 * 編集 *

[ No:4 ]

 初めまして。oblivion wikiから来ました。モーション、装備どれ1つとっても私の知らないものばかりなので、多分MODで固めていらっしゃるんですね。格好良い……でも、真昼の街中を歩く鎌を背負った羽付きの女性を前にして、ガードは怪しいと思わなかったのでしょうかw
 ド派手な暗殺者さんの今後に期待します。

URL | tubo #hG7ZF4t.

2007.07.08 16:59 * 編集 *

[ No:5 ]

>tuboさん
はじめまして(≧∀≦)ノ

装備系MODは全てWikiで手に入るものですよ~服はBabです。
モーションは自作やEFG・JOJOなど使わせてもらってます。

怪しさ全開ですねw
鎌はまぁ武器を背負った冒険者はたくさん居るんで問題ないかと><
羽に関しては、トカゲや猫が徘徊する世界ですからこの程度ではガードは驚きません(`・ω・)b☆

これからもご期待に沿えるようにド派手にいきたいと思います!
訪問ありがとうございました!

URL | lain #mQop/nM.

2007.07.08 17:46 * 編集 *

[ No:6 ]はじめまして!

返事が遅くなって申し訳ない。
まさか、私の小説を読んでいただけているとは!感激でございます。涙がでそうでございます。
取り急ぎの返信で、まだ小説は読んでいませんが、これからじっくりと読ませていただきますw
今後ともごひいきにッ!

URL | エルメス #jEFD2zn2

2007.07.10 18:43 * 編集 *

[ No:7 ]

>エルメスさん
ご訪問ありがとうございます。
いやいや、そんなに感激しなくても…w
エルメスさんの小説で、FF出来ないストレスを解消しようと思いますw
こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m

URL | lain@管理人 #-

2007.07.10 21:29 * 編集 *

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