OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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殺シノ調ベ 第7話 「The Assassinated Man」  

この家だな。



ここはコロルの町の一角。
Vicenteから新たな契約を請け、ここに来ている。

時は深夜、人影は巡回中のガードがちらほら見える程度。

扉には鍵が掛かっているが、ガードの目が離れた隙を突いて、すばやく進入する。


室内には男が一人、今回のターゲットであるFrancois Motierreだ。




裏社会の企業からかなりの金額の金を借り入れたらしく、支払いに間に合わなかったために、彼らが送り込んだという執行人に命を狙われていると言う。

自業自得、同情の余地も無いな。

執行人は今まさにこの場に向かっているらしく、そわそわと落ち着かない素振りを見せるFrancois Motierre。
動揺するのは分かるが、今は静かにそのときを待つしかない。



しばらくして激しくドアを叩く音と共に男のどら声が室内にこだました。

『Motierreよ!ここにいるのは分かっている!我が主人達はひどく機嫌を損ねておる。今から行いくからな、せいぜい命乞いをするんだぞ。何の役にも立ちはしないがな!ハッハッ!』

現れたな。
これで役者は揃った。

勢いよくドアが開け放たれると、、重装備に身を包んだArgonianの男が、いやらしい笑みを浮かべながら荒々しく入ってきた。




「Motierre!取り立てに来たぞ、覚悟しな!お前は…ん?だれだこいつは?」

Francois Motierreに凄み寄る男。
その傍らで無言で佇む女の存在に気付いた。

「ひえぇ!どうしろっていうんだ!鬼の取り立て屋にDark Brotherhoodのアサシン、二人ともこの哀れなFrancoisを殺しに来たのかい!」

「Dark Brotherhoodだって?悪い子にしてたんじゃねぇのか?Motierre、よぉ?そっちへどいてろアサシン!Motierreはオレ様が頂戴する!依頼主のご要望でな!」

おっと、男がFrancois Motierreを殺してしまう前に手を打たなければならない。




私はLanguorwineと呼ばれる常人なら血液に一滴でも混じれば即時に死に似た症状が出ると言う、希少な毒物が塗布されたナイフを腰から引き抜いた。

そしてそのナイフを向けた先は、Francois Motierreだ。

「(ごくっ)な・・・何だそれは?あぁ、Dark Brotherhoodのアサシンよ、どうかその恐ろしい剣で切り刻んだりしないでくれ!哀れなFrancoisもこれでお終いのようだ!」

・・・息を呑む芝居がわざとらしい。
台無しにするつもりか?

「誰がお前を切り刻むことになるかとくと見届けな、Motierreよ!ホントの殺し屋家業ってのがどんなものを見せてやるわ、Dark Brotherhoodのボンクラめ!覚悟しな!」

獲物を横取りされまいと、今度はその胴間声を私に向ける。

うるさい・・・そんなに声を張り上げなくても聞こえている。


茶番は終わりだ。




一突。


Francoisは文字通り死んだようにその場に崩れ去り、ピクリとも動かなくなった。
即効性でこの効果とは、恐ろしい毒だ。
誤って刃に触れようものなら、私が倒れていたのではないか。

「て、てめぇ!よくも!」

Francoisの状態を確認したかったが、その暇はなさそうだ。
怒り心頭の執行人は背中に携えた大剣を抜き、今にも私を切り刻まんと振り回してきた。




男の脇をすり抜け家を飛び出し、助けを求めんばかりにパトロール中のガードの傍を走り抜ける。




ぎゃーぎゃーと喚きながら剣を振り回して追ってくる男は、どう見てもイカれた野蛮人としか思われないだろう。




すぐさまガードに取り押さえられ、御用となった。








翌日、Francois Motierreの話では、すでに彼自身の遺体は街の教会の地下墓所へ安置されているはずだ。
そこで彼を探し出し、解毒剤を飲ませなければならない。

そう、今回の依頼はターゲットを殺すことではなく"生かす"こと。

依頼人は件の執行人から完全に逃れるために、偽装工作を申し出てきた。
それは、自らの死を演出することだ。

執行人の目の前で毒付きの刃で切りつけFrancois Motierreを仮死状態にし、執行人にはFrancois Motierreが死んだと思わせる。
あえて執行人の男をを生かしておいたのは、執行人の雇い主がFrancois Motierreの死を知るための手段としてだ。

死体は翌日には教会の地下墓所へと運ばれる。

その後で教会へと赴き、解毒剤を飲ませ生き返った男を安全な場所へと逃がすのが今回の任務だ。




Dark Brotherhoodは殺しを見世物にしているわけではなく、Night Motherの儀式を行った以上、かならず血の代償が必要となる。

通常ならば、依頼人がターゲットを指定し、それを殺すことで血の代償は賄えるのだが、今回はターゲットが依頼人自身であり、しかも生かしておく必要がある。

契約を引き受けるために命を要求すると、Francois Motierreは自分自身の母親を差し出したという。
そして、Lucien Lachanceがその命を貰い受け、この契約はめでたく成立となった。

己の身かわいさに母親をも利用するとは、愚かなこと極まりない。

人生のつけというものは、己が最も苦しいときにやってくるというが・・・
あの男にもやがて訪れる時が来るだろう、自らが血の代償を払う時が。




地下墓所内部。


『以前にChorrol礼拝堂の地下墓所で寝たことがあるわ。それはもうジメジメしてて、寒くて、そして呪われていたの!Motierreをあそこから連れ出すのは難関かもしれないわね』

聖域を出る前に聞いたAntoinettaの話を思い出した。
相変わらず惨めな過去のエピソード付だが、呪われていたとはどういうことか。




薄暗くジメジメする教会の地下墓所の奥で、安置台の上で丁寧に胸の上で両手を組むFrancois Motierreが寝かされていた。

口元にそっと小瓶の縁をあてがい、解毒剤を流し込む。




「動けるか」

「ううう…ちょっと体が強張るが、後はいたって大丈夫だ」

その言葉を聞き無言で歩き出す私を、待てと言うように肩に手を添えてきた。
まだ多少頭がぼやけるのか、しきりに首を振っている。

「どういう…うぅ…事になるか前もって言うのを忘れていたよ。私の先祖はこの”復活”を彼等の墓への冒涜と見なすだろうな」

「・・・」

「この聖堂地下室は…その…とても呪われているんだ。あらゆる冒涜が私の先祖を蘇らせ、彼等の安息の地を守ろうするだろう」

軽く身震いをしながら、Francois Motierreは話を続けた。

「こうしている間にも先祖達が近づいてくるのがわかるよ!守ってくれ…私をGray Mareまで護衛するんだ、そこでChorrolの外へ出る通行手形が買えるんだ」

そこまで話すと、Francois Motierreは何かに気付いたように声を上げる。

「ハッ!、奴等が来る!あ~っ、Margaret叔母さん!なんだかひどく疲れているようだね…」




視線の先に目をやると、そこには1体のゾンビが佇んでいた。
疲れもするだろう、罰当たりな義息を叱りにきたか。


普段愛用している死神の鎌は、生憎今日は持ち合わせていない。
武器は毒が消えたナイフ一本だが、ゾンビ一体ならなんとかなるだろう。

Margaret叔母さんとやらに私怨は無いが、契約でFrancois Motierreを守らなければならない、仕方なく応戦する。




とそこへ、大人しくしていればいいものを、何を血迷ったかFrancois Motierreがしゃしゃり出てきた。

「くらえ!くらえ!」

勇猛果敢に突っ込んでいったが、目の前でうろちょろされては誤って私の刃が彼を襲うことになりかねない。
このままでは彼がゾンビに殺されるか、私に殺されるかは時間の問題だ。

「邪魔だ」

Francois Motierreを退かせ、ナイフで何度かゾンビを切りつけ注意を向かせる。

動きの遅いゾンビが一体では何も出来ないだろう。
攻撃を軽く往なし斬撃を繰り返すと、程なくしてゾンビは崩れ落ちた。




「さあ、行こうか!」

「・・・」

こんな男の為にわざわざ化けて出てくる必要も無いさ。

安息を祈る。









街から城へ続く道の途中にその店はある。
周りの建物と比べて際立って古くこ汚い建物だ。
だがそれでも、ワインの味はChorrol一だと評判である。




「ああ、Gray Mareだ!ここでCyrodiilの外へ出る交通手段の手配ができるはずだ!あんたは私に良くしてくれた、アサシンよ。Francoisはあんたに一生借りができたよ!では御機嫌よう!」

意気揚々と奥へ進むFrancois、己が罪人たる意識は無いようだ。
己の保身しか考えない、典型的な自己中心的人物。

「重ねて礼を言うよ、アサシンさん。あんたの仕事は非常に有り難いものだったよ。俺はとっととCyrodiilの外へ出る通行手形を手に入れ、金貸しどもから永遠におさらばするよ!」

「・・・」






「・・・なんだ?」




「その身に刻むがいい」




「身代わりの代償で手に入れた惨めな人生こそ、お前への制裁だ」


礼なら、命を呉れた母に言うんだな。
喜んでは貰えないと思うが。








「おお、そうか。Motierreは脱出したのだな?よくやった!報酬として喜んでこのアミュレット、『Cruelty's Heart』を与えよう、加えて新たなランクへの昇進もだ」




Cruelty's Heart、"冷酷な心臓"か。
例に漏れぬネーミングだな、期待を裏切らない。

「よってEliminatorの称号を授けることとする。貴様の血は冷酷で、強い心臓を持っている。お前はDark Brotherhoodの全てを体現しているのだ」

「・・・」

笑止な。先の報酬は私自身ということか。
確かにDark Brotherhoodの家族となり仕事をこなしてきたが、心までNight Motherに捧げたりはしない。

だが、Night MotherやSithisにとっては殺しという事実が全てであり、その意味などはもはや関係ないのだろう。

たとえ服従しなくとも、殺してさえいれば彼らは満足なのだ。




Night Mother、いずれその顔を直接拝んでやる。










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テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

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2007.07.05 Thu. 23:13 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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