OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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殺シノ調ベ 第6話 「The Renegade Shadowscale」  

「心臓を…取ってきてもらいたい」



いきなり物騒な話を始めたのはArgonianのTeinaavaだ。

普段は和気藹々とした雰囲気の家族だとしても、そこはやはり暗殺者ギルドというところか。
言う事が違う。

「詳しく話せ」

私が聞く体勢に入るのを確認すると、Teinaavaは低いトーンで話し始めた。

「ここから遙か南方、Cyrodiilの南の果てにBogwaterという沼地がある。その沼地に忍び入るとScar-Tailという名のArgonian Shadowscaleがいるはずだ。その裏切り者を始末し、奴の心臓を死んだ証拠として持ち帰ってほしい」

Shadowscale、以前この男が話していた。
Black Marsh という土地で、Tha Shadowの星座の元に生まれた者は、Shadowscaleと呼ばれ、孵化してすぐにDark Brotherhoodの元で暗殺と隠密の術を学ぶと言う。

「Scar-Tailとは」

「子供の頃Ocheevaと私がDark Brotherhoodの訓練をしていた時、私たちはもう一人の入会者と知り合った。Scar-Tailという名のShadowscaleだ。我々三人は親友同士だった。訓練が終了して、残念ながら分かれ離れとなったのだが。しかし今…今、思いも依らないことが起こったのだ!」

落ち着き払っていたTeinaavaの表情が一変、怒りに変わる。
普段冷静なこの男にしては珍しい。

「Scar-TailはBlack Marshから逃亡し正規のアサシンとして任務を達成することを拒否したのだ!これは反逆行為だ!」

「なるほど」

私にしてみれば、別段気に留めるようなことでもない。
居なくなった者など放っておくだけだが…

彼らBlack MarshのShadowscaleにとっては、決して無視できない許しがたい事実のようだ。
現にTeinaavaの表情がそう物語っている。

「今にでも始末してやりたいのだが、Dark Brotherhoodのメンバーが組織のメンバーである同士を殺すことが出来ないように、ShadowscaleもまたShadowscaleを始末することは禁じられている」

落ち着きを取り戻し、溜息混じりに続ける。
それで私に、というわけか。




「・・・これは私の一身上の問題で、Dark Brotherhoodでのお前のの立場とは何の関係もない事だ。だが、引き受けてくれるならOcheevaと私は安心できる」

「考えておく」

「そうか、期待している!」

Teinaavaとの会話を終え席を立った。
Ocheevaもこの事に関して絡んでいるようだが、一応話したほうがいいのだろうか。




「Teinaavaと話しているのを聞きました」

・・・何処でだ。

「彼の言うことは本当です。私たちの人生は、常に影の中で共に過ごしてきました。私たちは卵兄弟なのです。つまり、双子なのです」

双子だったのか。道理でそっくりなはずだ。
いや、たとえ双子でなくとも、Argonianの違いなどそうそう分かるものではないが。

それにしても、やはりArgonianは卵から生まれるのか。
爬虫類なのだから当然ではあるが、今までただ不気味だと思っていたArgonianが妙に愛らしく感じてしまった。

「Scar-TailはArgoniaの裏切り者、Tamrielの害虫です!兄弟が望む通り、彼を殺して下さい、恩は決して忘れませんから」

Ocheevaもかなりご立腹な様子。
面倒だが、ここは私がやるしかなさそうだ。

・・・いいように使われている気もするが。






指定された場所はCyrodiil最南端にあるというBogwaterという湿地帯。
流石に遠すぎる。

いったん街道沿いにLeyawiinまで行き、そこから向かうことにする。




Rufioを殺害した現場、Ill Omenの宿を素通りし、ひたすら南を目指す。

以前ここを訪れたときは真夜中だった。

あのときはただ不気味な建物だとしか思わなかったが、日光の元で見るとまた違った趣がある。






途中、Banditの大群に襲われたせいで思いのほか時間が掛かってしまった。
Leyawiinに到着したときには、すっかり日が落ちていた。




この辺りはただでさえ湿気が多くジメジメしてる上に、雨も多くあまり良い環境とは言えない。
森の中で野宿などということになったら最悪だ、目も当てられない。

適当な宿を見つけ、一晩明かすことにした。




夜が明けた。
Leyawiinは相変わらずの霧模様。

眠気も相俟って、このジメジメした気候が余計にだるさを誘う。
今にも雨が降りそうだ。

そうなる前にさっさと終わらせてしまおう。




道なき道を急いでいると、突然の雷。

そして。。。




案の定、大雨に打たれる羽目になってしまった。

Teinaavaのやつ、後で覚えておけ。




雨によりさらに地盤の緩くなった湿地帯を、足を取られないようにしばらく南東に進むと、小さなキャンプを見つけた。

Teinaavaが話していた位置と丁度一致する。

ここにScar-Tail、"尻尾の傷跡"とやらが居るはずだ。



だがおかしい、人の姿はおろか、気配さえ感じない。

この辺は凶暴なモンスターが多く、その上最近では、Blackbow Banditsと呼ばれる、文字通り漆黒の弓を扱う盗賊たちが徘徊しているという。



もしやと思い、周囲を捜索してみると。。




思ったとおり。


案の定、岩陰に隠れて1人転がるArgonianを見つけた。
Scar-Tail、この男はすでに何物かに始末された後だった。

モンスターか、山賊か、もしくは裏切り者を追ってきたShadowscaleの刺客か。

確かめる術は無いが、とにかく頂くものは頂くとしよう。




Scar-Tailの死体へと近づき、手持ちので丁寧に胸を切り開いていく。

その切り開いた胸から、捻るように手首を入れていく。
鼻に付く匂いと共に、ねちゃねちゃという気味の悪い音が耳に響いた。

そして、Scar-Tailのそれと思われるものを掴むと、一気に引き抜いた。


私が直接手を下した訳ではないが、TeinaavaおよびOcheevaの望みは、Scar-Tailの死とそしてその証拠だ。

これで彼らも満足するだろう。


雨で出来た水溜りで、自分の手と手に入れた心臓を丁寧に洗った後、帰路に付いた。




「ほう!これだ!Argonianの心臓、そうとも彼奴のだろ!Scar-Tailを始末してくれたか!でかした!」

元親友の死の報告に、今にも踊り出さんばかりの喜びようだ。

彼はお礼にと、Boots of Bloody Boundingという、魔力付与が施されたブーツをくれた。
このギルドに入ってからというもの、不吉な名前のアイテムばかりいただいている気がする…

今回の依頼は、Shadowscaleとしての義務以上に、個人的感情の介入のほうが大きかったのは間違いないだろう。
昔の楽しい思い出があるだけに、その反動で裏切られたときの怒りや憎しみは計り知れないものになる。

気持ちは分からないでもないが・・・


怪訝な顔つきの私を他所に、彼は終始嬉しそうにScar-Tailの心臓を眺めていた。








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テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

カテゴリ:OBLIVION プレイ日記

2007.07.05 Thu. 20:56 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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