OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

申し訳ありません。 該当する記事は削除した可能性があります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ:スポンサー広告

--.--.-- --. --:-- -edit- Trackback -- / Comment --

△page top

殺シノ調ベ 第5話 「Scheduled for Execution」 



以前私は、Imperial Prisonに投獄されていたことがあった。
何をしたのか、自分でも覚えていない。

気が付いたら回りは分厚い石壁で囲まれ、目の前には頑丈な鉄格子の掛かった無愛想な部屋に閉じ込められていた。

そこに、豪勢な服を着た老人と幾人の兵士が現れ、私の捕らわれていた部屋に隠されていた通路から脱出を図った。

その老人は現在のTamrielの皇帝、Uriel Septimだという。

途中で皇帝は赤装束の暗殺者に殺害された。

訳も分からず投獄された挙句に起こった、あまりにもめまぐるしく壮絶な惨状に、逃げるようにその場を立ち去ったことを覚えている。

あまり良い思い出ではない。


あれから、Imperial Prisonにはあまり近づかないようにしていたのだが…


運命とは皮肉なものだ。
再びそこへ出向くことへなろうとは。




「次なるお前の獲物は、Varen Drethという名のDark Elfだ。奴は牢獄の中は安全だと考えている。悲劇なまでの勘違いだ」

「牢獄?」

その言葉を聞くと否応無しにあの不潔な部屋を思い出す。

「ある囚人が最近牢獄から逃げてきたのだ、Imperial City下水道へと続く一連のトンネルを使ってな。内部へ進む完璧な方法だ」

私の表情が強張っていくのが自分でも分かる。
逃げ出した囚人とは私のことで間違いないだろう。

彼らはそんなこと知る術もないだろうが…

「Imperial Prisonのすぐ外に下水へと続く鉄格子がある。最近になって固く封印されたのだが、鍵を貸してやろう」

どうやって鍵を手に入れたのか、あるいは複製したのかは謎だが、Vicenteはその鍵を、差し出した私の手の平へ落とす。

「独房のDrethの元へ行くことなぞ全く簡単なはずだ」

不敵な笑みを浮かべつつ、さらにこう続けた。

「その上、お前は道を知っているしな、うん?ヒーッヒッヒッヒッヒ」

「!」

・・・何故知っている?
それともからかってるつもりなのか。

その卑下た笑いの裏が見えない。

そういえば、初めてLucien Lachanceに会った時、こんなことを言っていた。
「Night Motherは全てを知っている」と。

私が投獄されることも、そしてそこから逃げ出すことも、その後Dark Brotherhoodへ加入することもお見通しというわけか。

この先どうなるのかも?

…だが、今更どうでもいいことだ。
私は救済の名の下に動くだけだ、SithisのためでもNight Motherのためでもない。

いい加減その耳障りな笑いを止めろ。





Imperial Prisonへの進入と聞き、家族一同驚きの様子だ。
とくに皇帝暗殺以後、Prisonの警備はいっそう厳しくなったと聞く。

だが、私にとっては適任の仕事であるのは間違いない。
Vicenteの言うように、私は1度その通路を通っているのだから。



「Imperial Prisonに進入とは馬鹿にならねぇな。あそこの警備兵は重装備で身を固め、専門的な訓練を受けている。もし発見されたら馬鹿はやめろ。とにかく逃げるこった!」

珍しく神妙な顔つきのGogron gro-bolmog。
あんたにも逃げるという言葉があったんだな、驚いた。




「Imperial Prisonですって?!私の若かりしころ、Dark Brotherhoodが私を拾ってくれる前、私は長い間そこで惨めにすごしていたわ。警備兵は屈強で残忍よ。そう・・・とても残忍だわ・・・」

「・・・」

彼女は相当つらい人生を歩んできたのだろう。
話の隅々でその苦悩が見て取れる。

その反動ゆえか、救ってくれたLucien Lachanceに対する信頼や忠誠心は家族内で最も熱い。

彼女の話は同情に値するが、私は何も言ってやることが出来ない。
私も人に自慢できるような人生を歩んできたわけではないのだから。

だが、彼女は"殺し"という"生き甲斐"を見つけ、己の過去を凌駕せんと邁進している。


私は・・・どうなのだろう。





Cityでは、Night Motherの儀式についての話題が広がっていた。

Black Forse Courierの社員が、街中で記事を配っている。
Night Motherの儀式についての詳細が書かれているようだ。

『禁断の書"A Kiss, Sweet mother"によると、Black Sacramentは犠牲者自身を意図する人形も含み、ろうそくの輪の中で心臓、頭蓋骨、骨、肉片といった実際の身体の部位を使って作成される。儀式を進行していくと、「愛しい母よ、愛しい母よ、血と恐怖で洗礼されるべき価値なき罪人の為に、あなたの子をここへお送りください」と唱えながら、NightShadeの花びらで磨いた短剣で、人形を繰り返し突き刺すのだ』

なるほど、悪趣味な儀式だ。

帝都内ですでにその儀式の残骸が13も見つかっているというのだから、どうかしている。
それほどまでに恨みを買う人間と、そこまでして復讐を企てる人間が多すぎる。

人間とは恐ろしい。

・・・その復讐を遂行している私が言うのもなんだが。

Dark Brotherhoodにしてみれば嬉しいニュースと言えるのか。


記事の中で、Adamus Philidaという軍人がインタビューに答えている。

彼は儀式の増加に深く懸念しており、儀式に関する物品を所持するものは帝国刑務所にて無期刑とするという。
彼はDark Brotherhoodに対し偉く執着しているようだ。

この先、家族に対して弊害になる人物かも知れない、覚えておこう。





寄り道もそこそこに、Imperial Prisonの入り口へと向かう。




懐かしいような、そうでもないような、不思議な気分だ。

感傷に浸っている場合ではない。
Vicenteから受け取った鍵を使い、下水の中へ赴く。




当然中は真っ暗で、松明がなければほとんど何も見えない。
それに加え、以前通ってきた道への扉は封印されていて通れなくなっていた。

仕方ない、回り道だ。








ネズミやカニと格闘しつつ、奥の梯子からマンホールを開けて入った先では、警備兵の物と思われる話し声が聞こえてきた。

ここから先はおそらく警備の範囲内、警備兵たちが闊歩する刑務所の敷地内だろう。

気を引き締めていかなくてはならない。




声の主は2つ。
見つからないように壁の隅に隠れ、様子を伺うことにする。

「もちろんおれはこの任務に誇りを持っているさ。でも・・・時間の無駄だよな。ここで一体何を守るってい言うんだ?冷たい石と影しかねぇ。そうだろ」

「そこんとこ、ちょっと違うと思うぜ、絶対に。あのアサシンたちはやり終えた。皇帝は死んじまったんだ。奴等が戻ってくる理由なんて何もないぜ」

「俺の言ってることと変わんねぇじゃん!(ビシッ」

「超痛ぇ!!!!」

ほとんど知られていない秘密の通路の警備に不満のようだ。

だが安心しろ、期待に答えてアサシンは現れてやった。
と言っても、皇帝暗殺の組織とは無関係だがな。




ひとしきり愚痴を零した後、彼らは持ち場へと歩いていった。

この先、警備の包囲網を抜けて進まなければならない。
透明化すればさほど問題はないとは思うが、しかし、何かアクションを起こすと透明化はすぐに解けてしまう。

予期しない場面で姿を現してしまったら取り返しの付かないことになるだろう。

ここはあえて透明にならずに進むことにしよう。



…よし。










ふう・・・

危ない場面も多々あったが、なんとかここまで来る事が出来た。


あとは、この穴を抜ければ、晴れて懐かしの独房だ。




おっと、ここで再び話し声。
どうやら、今回の目標であるVaren Drethと警備兵らしい。

「認めざるを得ないが、寂しくなるぜ、Dreth。夜中に騒ぎ出したり、お前の哀れな啜り泣きが聞けなくなるなんて・・・」

「薄汚い番犬め!おれはここから出て行くんだと言ったろ!もうすぐ刑期満了さ、お前にはどうすることも出来んがな」

「ああ、それでどのくらい居たんだ?7年か、8年か?長いこと居たもんだ、お前も俺も。いつの日か終わりが来る事くらい分かってたさ」

「11年!このネズミ臭い穴蔵に11年だ!おれが出所しても、お前はここから抜け出せねぇ!ハハハハハ!」

「おぉ、そうか?出所して何処へ行くんだ?え?何をやるんだ?シャバでやっていけるはずがないだろ、Dreth。獣のくせに。お前には檻の中がお似合いさ」

「Sumerset Isleのビーチでお前の女房と寝そべりながら、ここの事を思い出すことにするぜ、Imperialの豚め!」

「そうだな。お前は金持ちだし。ああ、それに王様になるんだっけか?おれの考えてることが分かるか、Dreth?お前は戻ってくるんだよ。お前ら出来損ないはいつもそうさ」

「今に分かるだろうよ、Imperialの番犬め!ここを出たら、Tamriel中の有名人だぜ!Valen Dreth!Valen Dreth様さ!」

「はいはい、黙ってくれたら今すぐにでも出してやりたい気分さ・・・」




この声には聞き覚えがある、やはりあいつか。


私がこの檻の中に居た時、向かいの部屋で何やら喚いていたDark Elf。
罵倒する言葉だったような気がするが、よく覚えていない。

11年、ずいぶん長い間いたようだが、警備兵の言うように、外へ出てもろくな事はないだろう。

救われない惨めな人生だったようだが、私が終わらせてやろう。




自分の捕らわれていた忌々しい部屋を通り通路へ出ると、脇のテーブルに独房の鍵と、地下牢入り口の鍵を見つけた。
先ほどの警備兵が置いていったものだ。

皇帝暗殺のような大きな事件があったにもかかわらず、まだ注意力が足りないらしい。

とはいえ、捕らわれているのがこの男だけでは、やる気が出ないのも頷ける。
恐らく暗殺されたとて、誰も気には留めないだろう。





さてと・・・Dreth、殺しの時間だ。





「ここから出してくれ!そうだ、ドアを開けろ!」




「待て、お前を知ってるぞ・・・。お前は・・・あいつだな! 皇帝が殺されたあの日! 奴等はお前の独房を通っていった! お前は運のいい女だな! だが・・・戻ってきた?」




「お前どうしたんだ?口を利けないのか?逃げ出してきたようだが、ここで戻ってくるとは頭が変なんじゃないか?」

相変わらずやかましい男だ。


「お前を救いにきた」

「そ、そうか!さぁ、私を助けろ!老いぼれValenを独房から出してくれ!お前は自由を手に入れた、次は私の番だ!」


「死を持って」




「なんだと!! くそ!やめろ!警備兵!警備兵よ!助けてくれ!誰かっ!アサシンだ!」






哀れな男だ。


喜びも苦痛もない世界で、安らかに眠れ。








関連記事

にほんブログ村:PCゲームランキング

テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

カテゴリ:OBLIVION プレイ日記

2007.07.05 Thu. 17:38 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

« 殺シノ調ベ 第6話 「The Renegade Shadowscale」
殺シノ調ベ 第4話 「Accidents Happen」 »

コメントの投稿

 
 
 
 
 
 
Secret
 

△page top

この記事に対するコメント

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://oblivionlain.blog111.fc2.com/tb.php/6-1c891499
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

copyright©2017 OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ


template by http://flaw.blog80.fc2.com
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。