OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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真ん中の憂鬱 第5話 ~奇襲~ 

「よう、あんた。 いったいここに何をしにきた」

凄むような低い声で男は問いかける。

少女は答えず、ただ睨み付けるように男を見つめる。
だがその眼光とは裏腹に、手足は小刻みに震えていた。

「なんとか言えよ。 見張りを倒しておいて、まさかここが盗賊の住処だと知らずに入ったなどとは言わせねえぞ」

少女の視線をはじき返すように、男がにらみ返す。
その眼光にやや目を逸らしつつも、臆す様子を悟られないようにすぐに視線を戻した。

 

「・・・お前たちの集めた宝を、もらいに来た」

 

「はっはっは、そりゃいい! 逃げ出したいくらいビビってるくせに、随分と大きく出たじゃねえか!」

少女の言葉に男は大口を開け豪快に笑い出した。

「なあ、分かるぜお嬢さん。 悟られまいとしているようだが、あんたは怯えてる。 追い詰められた小動物みたいにな」

「・・・」

 

・・・くそ。 どうして震えるんだ。
戦いは慣れてるはずなのに、何故だか、恐くて堪らない。

今までだって何度も男たちを倒してきたし、何も心配することはない。
普段通りに戦えばこいつにだって勝てるさ。

なのに・・・。

近くにあいつらがいないってだけで、どうしてこんなに不安なんだ。

 

「だが勘違いするんじゃねえぞ。 お前は追い詰められたんじゃなく、自分から入ってきたんだ。 蛇の巣と知っていながら、己の力を過信して自ら卵を奪いにきやがった」

 

「当然、エサになる覚悟も出来てるんだろうな」

 

考えてたって意味がない。 乗り込んでしまった以上もう後戻りはできないんだ。
・・・やるしかない!

だがこの体格差で、さらに背中に背負っている巨大な武器を見る限り、まともに戦ってはとても勝てそうにない。
ならば手段は一つ。

 

奇襲だ!

あいにく相手はオレを女だと思って油断している。
その隙を突いて、一気に片をつけてやる・・・!

 

「!!」

 

「くっ!」

男の首元を狙って放たれた少女の一撃を、男は体を仰け反らせ、その一撃をかろうじて回避する。

少女は着地と同時に振り向きざまの一撃を加える。
男はそれを後ろに飛んでかわし、少女との距離を稼ぐ。

(・・・武器を抜く時間は与えない!)

再び男の首元を目掛けて、飛び掛った。

 

金属のぶつかり合う音が、狭い洞窟内に残響を残しながら響き渡る

 

(・・・しまった。 間に合わなかった・・・!)

鮮血のような紅を帯びた巨大な剣により、少女の全力の一撃は難なく防がれた。

 

「・・・ふふふ。 奇襲とは恐れ入ったぜ、お嬢さん。 ある程度は戦い方を知っているようだな。 だが・・・!」

ぶつかり合った剣を強引に払いのけ、その勢いで少女の軽い体は吹き飛ばされる。

 

「それなら奇襲の失敗が何を意味するのかも・・・、当然分かっているよな」

 

 

・・・くそ!

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テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

カテゴリ:OBLIVION ロールプレイ日記

2011.02.21 Mon. 23:35 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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