OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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Messiah of the Darkness 第8話 ~価値~ 

「ロベクトの居場所を教えてやる」

 

「知っていたのか」

「見つけたのはつい最近だがな」

これだけDr.Lobectoに対して敵意を抱いているこの男であれば、居場所が分かればすぐにでも乗り込んでおかしくはない。
だが現時点ではそのような様子は見られない。
それだけに、居場所を知っているのは意外だった。

 

「お前も知っての通り、俺は奴を心底憎んでいる。 出来ればこの俺の手で奴を葬ってやりたい。
そのために、何年も奴を捜し求めてきたんだ。 俺にはその権利があると自負している。
だからこそ、先日訪れた帝国のガードにも、お前にもそのことは黙っていた。
Lobectoが捕まるにしろ殺されるにしろ、俺の手の届かないところへ行ってしまわれては困るからな。

つまり、俺だけが奴の根城を把握している今、俺の意思一つで奴の運命を左右できる、まさに理想的な状況となった。 しかし・・・」

男の顔がにわかに曇りだす。

「今になって迷いが生じている」

そう言うと、男は少年が去った先に目線を送る。

「お前も聞いただろう。 先ほどのあの子の言葉を。
どういうわけかあの子は、Lobectoに絶対的な信頼を置いている。
自らや母親が犠牲になったにも関わらずだ。

病から救われた反動か、それともLobectoが要らんことをあの子にしたのかは分からない。
無論、俺は奴がメシアなどとは微塵も思っていないが、あの子の言葉が俺を惑わせる。
いや、実際にLobectoの治療を受けたあの子の言葉だからこそ、背中に重くのしかかってくるんだ・・・!」

男は拳を強く握りしめた。

「もし奴があの子のいうように、本当に人々を救おうとしているのだとしたら・・・、ロベクトが悪ではないとしたら・・・!」

 

「俺はこの怒りを何処へ向ければいい?
親友の人生を奪われ、ただ奴への復讐のために生きてきた憎しみと悲しみはどうすればいい?!

俺は自問自答を繰り返した。
いかなる理由があるにせよ、親友を抜け殻にされた事実は揺ぎ無い。
奴は悪だ! 躊躇する必要などない・・・!」

 

「だが、ある時気が付いた。 俺は己の復讐を全うせんが為に、無理やり奴を悪だと思い込もうとしている。 奴が悪であることを頑ななまでに切望しているということに!
追い求めた奴が今まさに手の届く範囲にいるというのに、望まない真実を突きつけられることを恐れ、ここで燻っていることしかできない・・・!」

 

「だからこそ、お前に頼みたい。 真実を知るためにもな」

男の目はまっすぐだった。
己の気持ちと少年の言葉の板ばさみにあい、まさに身動きがとれなくなっていた男が今、迷いを打ち払い真実に向き合う覚悟を決めていた。

「悲しいが俺は、奴を目の前にして冷静でいられる自信がない。 例えどのような結果であったとしてもな。 それよりも第三者であるお前の方がより的確な判断が出来るだろう」

己を憂い、嘆くように男は言った。

 

「請うに及ばない。 元より私の目的はその真実を探ること」

「そうだったな。 不思議なことに、先ほどまでは鼻に付いたその態度も、今では頼もしささえ感じる」

 

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「それとこの事はあの子には黙っておいてもらいたい。 真実は時に残酷だ。 Lobectoが何者であれ、あの子の母親が今だ戻らないということは、生死に関係なく決して喜べるような結果ではないだろう。
あの子は自分のせいで母親がおかしくなってしまったと、今でも自分を責めている。
もし二度と戻ってこないと知ったら、自責の念に囚われたまま永遠に抜け出すことは出来ないかもしれないんだ」

 

 

 

 

「Leon、ごめん・・・。 僕、知らなかったよ。 僕のせいでLeonがそんなに苦しんでいたなんて・・・」

 

「これは俺の問題だ。 お前の話を受け入れられなかった俺の心の弱さが原因。
お前は決して悪くない。 だから気にするんじゃないぞ」

 

「お姉ちゃん、僕からもお願い。 先生がいい人なのか悪い人なのか、僕もはっきり知りたい!
僕はまだ子供だけど、でも、母さんがどんな事になっていても、ちゃんと向き合えるから・・・!
だからお願い、Leonを助けてあげて・・・!」

 

「私に出来るのはただ真実を知ることであり、変えることではない。 よっって必ずしもお前たちの望む結果になるという保障は出来ない」

 

「分かっている。 だが何も知らずに悩み続けるくらいなら、いっそ全てを知ったほうが心の突っかかりも取れ、すっきりする」

 

 

 

「お前は最初に言った。 "この仕事に生きがいを見出せるのか"と。
私は知的欲求と報酬のためにこの仕事を引き受けた。 到底、生きがいを見出すに値するものではない。 だが――」

 

「価値は見出した。 速やかに、行動に移る」

 

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テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

カテゴリ:OBLIVION ロールプレイ日記

2010.07.12 Mon. 17:04 -edit- Trackback 0 / Comment 2

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この記事に対するコメント

[ No:1447 ]

今晩は、lainさん。

今回はいきなり羽っこさんが突っ込み)笑

Leon優しいのね~Tomyちゃん?に配慮したものの感情的になりがち?かと思いきや、最後のポップ文字が・・・それはないよ~Leonさん・・・

何気に作り話を作り上げていますけれど、私にはできそうにもないかな~(考えるだけで大変そうで)
作り話を色々と考えるのは大変だと思いますけれど、これからも頑張って下さい!

感情的なLeonを見てバイオ2のとある場面でエイダー!!!と叫ぶLeonを連想してしまったのは私だけ?
(もうこのLeonを見る度にバイオハザードのLeonを連想してしまう私は重症?)笑

URL | ゆったりさん #GxAO5jdM

2010.07.14 22:12 * 編集 *

[ No:1448 ]>>ゆったりさん

Tomy"ちゃん"に確定したんですねw
Leonが図らずとも弄られキャラになってしまいました( ̄▽ ̄;

>何気に作り話を作り上げていますけれど

話というかアイデア自体は色々と思い浮かぶんですが、話として組み立てるのは難しいですねー
基本は辻褄合わせです!><b
なのでかなり強引になることもしばしばw

>もうこのLeonを見る度にバイオハザードのLeonを連想してしまう私は重症?

重症です(笑

URL | lain #0MXaS1o.

2010.07.17 00:37 * 編集 *

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