OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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殺シノ調ベ 第12話 「The Purification」 前編 

 

Lucien Lachanceから密書が届いた。

『君は我々の仲間に入ってからの短い間によくDark Brotherhoodに仕えてくれた。君の進歩は本当に目覚しいものだ。そして今、Black Handが直々に君の能力を必要としている。

可及的速やかにFort Farragutにある私の隠れ家へ向かって欲しい。隠れ家はCheydinhal Sanctuaryの北東にある森に位置する。到着したらそこで君の特別な任務について話をしよう。

Fort Farragutへ速やかに到着することは大変重要なので肝に銘じて欲しい。Dark Brotherhoodの根底を揺るがしかねない見えざる力が動きつつあるのだ。Black Handは惨禍を食い止めることを君に期待している。

この伝言の内容は、Ocheevaを含めCheydinhal Sanctuaryの誰にも漏らしてはならない。Fort Farragutへ向かうことも話さないこと!加えて、警告しておかなければならない――Fort Farragutの隠れ家はあらゆる侵入者を見付け次第攻撃する護衛によって守られている。その馬鹿げた歩哨をやり過ごせなければ私の隠れ家へは到着できないだろう。

Lucien Lachance』

 

Fort FarragutはCheydinhalの東門を抜けて道なりに歩けばすぐに付く。
Cheydinhalの聖域を監視する者として、丁度良い住処と言える。

 

 

前回に続き、またBlack Handからの命令のようだが…
どうもいつもとは様子が違うらしい。

そもそも命令なら聖域の責任者であるOcheevaに伝えればいいものを、彼女にも内密にとはあまり穏やかなことではなさそうだ。

Lucien Lachanceと直接コンタクトを取ること自体、ずいぶんと久しい。
なんとなくだが、嫌な予感がする…。
面倒なことに巻き込まれなければ良いが。

最近は忘れかけていたが、例の裏切り者の件。
あれはどうなった。
ひょっとしたら何か関係があるのかもしれない。

『Dark Brotherhoodの根底を揺るがしかねない見えざる力が動きつつあるのだ』

私の嫌な予感はよく当たる。
逆は全く当たらないのだがな…

 

 

Fort Farragut内は多くの護衛で守られているという。
一体どんなバケモノが待ち受けているか拝見させてもらう。

 

 

入って早々亡者の群れとは気が利いている。
たかが骸骨に護衛を任せるとは、随分と舐められたものだ。

鎌を構えすかさず応戦する。

 

 

よく見るとこいつは聖域のガーディアンと同じスケルトンではないか。

やはりあのスケルトンもそこらのスケルトンとは違い、何かしらNight Mother乃至はBlack Handの力で動いているに違いない。

能力も通常のスケルトンより高いようだが、所詮は骸。
私の相手ではない。

 

 

至る所にスケルトンのガーディアンが徘徊しているが、遺跡内はさほど広くはないようだ。
Lucien Lachanceは最深部に居るだろうから、足早にそこを目指す。

 

 

 

いやらしいほどに張り巡らされた罠と、鬱陶しい骸骨の猛攻を振り切って、頑丈な鉄格子の扉に守られた場所に辿り着いた。
奥から人の気配も感じる。

 

 

仮に私が途中で死んでいたら指令はどうなったんだ…
もちろん、そんなつもりは毛頭ないが。

 

 

格子の手前にあるレバーを倒し、扉を開ける。
重々しい音が暗闇に響くと共に、奥に見える人影がこちらを振り返った。

…久しぶりだな、Lucien Lachance。 

 

 

 

「待ちかねたぞ、アサシンよ」

こいつは何も変わらないな。
相変わらず、不適な笑みは健在のまま私を見つめている。
存在を隠すためとはいえ、こんな骸骨だらけの色気の無い場所で生活とは、Black Handもあまりいい役職とは言えないようだ。
これならまだ聖域で暮らした方がましだろう。

さて、いったいどんな憂鬱な話を聞かされるのか…。

「突然の呼び出しで申し訳ないが、お前のスキルとSishisへの忠誠心の両方が試されるときが来た」

話し始めると同時に Lucien Lachanceから笑顔が消えた。
こいつの真顔は初めてみる。
よほどの事態なのか…

「Black HandはDark Brotherhoodに何者かが侵入している事実を突き止めた。誰の仕業か、またその目的は明らかではない」

「…裏切り者か」

思ったとおり、ようやく裏切り者に対して何かしらの処置を取る気になったらしい。

だがどういうことだ、妙な動悸に襲われ急に息苦しくなる。
嫌な予感…そう、最初に聖域に入ったときに感じたあのイカレた空気と同じものを今此処で感じる。

「調べでは裏切り者は、お前が加入する以前よりかなりの期間に渡って活動しているようだ。お前に疑いがかからないのはその為であり、そして今回白羽の矢が立てられたのだ」

「つまり…どういうことだ」

僅かに緊張が走る。

 

 

「浄化せよ。Purificationとして知られる古の儀式を執り行う為にお前は選ばれたのだ」

 

「…浄化?」

汚れを取り除き、あるべき状態に戻す…
だが、何を…?

いっそう鼓動が激しくなるのを感じた。

その答えは予測が付く。
そして次の言葉ではっきりした。

 

「その通り。聖域の全員を抹殺せよ!」

 

 

ドクン、ドクン。

 

「お前は宣誓したはずの五教義の一つを破ることになる。予期しなかったであろうことは承知しているが、思い切った策を講じる必要があるのだ」

そんなことではない…。
私の動悸の理由は、五教義などではない…。

「Ocheeva、Vicente Valtieri、Antoinetta Marie、Gogron gro-Bolmog、Telaendril、M'raaj-DarそしてTeinaava。組織のメンバーを全員残らず始末せよ!!」

 

…な、、に?

思ったとおりの答えではあるが、聞いた途端に全身が強張るのを感じた。

 

 

「流石のお前も動揺を隠し切れない様子だな。だが理解するがいい。Dark Brotherhoodは古の組織であり、我々は千年もの長きに渡り生き延びてきた。時折、その存続を確実なものにする為に大胆な手段が必要となることもある」

「・・・」

「Purificationは我々が実行せざるを得ない究極の手段の一つだ。実際、実行に移されたのはたった二度だけである。今回が三度目ということになる」

ドクン、ドクン。

「Purificationにより、我々はDark Brotherhoodへの懐疑者や背信者を粛正してきた。処分された者達は忠誠の象徴としてSithisに捧げられた。そして、望むらくは、我々がその過程で裏切り者を抹殺することだ。Purificationが完了するまで、聖域は安全とは言えないだろう」

 

浄化…
つまり特定できない裏切り者を始末するために、家族全員を処刑する…

何を動揺しているんだ私は。
今まで淡々と殺しを繰り返してきた、それと同じ事をやればいいだけだ。

家族などというのは単なる呼び名で、絵空事に過ぎない。
私に家族は無く、当然彼らは赤の他人であり、ただのイカれた殺人狂集団。
死の"制裁"を受けて然る可き罪人だ。
気を咎める必要は全くない。

だが…

 

 

「お前なら出来るはずだ。お前の冷徹な心ならこの任務を遂行できると信じて選んだのだ。今聖域は裏切り者によって修復不可能なまでに汚染されてしまっている。だからこそ、お前の手で家族を"救って"やってくれ。お前に殺されれば彼らも本望だろう」

 

「・・・」

 

「聖域に殺しの調べを響かせるのだ」

 

 

 

 

 

 

何を考えている…

まさかまた居場所がなくなるのを恐れているのか?

ばかばかしい。
元々私は独りだった、今更元に戻ろうと大した事はない。

ならば何故迷っている?

動揺しているのは個人的感情が邪魔しているだけに過ぎない。
感情などというものは、私の脳の中だけで作られる単なる電気信号で、実体を持たぬ幻想だ。
そんなものに振り回されてどうする。

感情を抜きにして、事実だけを考えろ。

もし私がDark Brotherhoodに加入しなければ、私の記憶の中に彼らは存在せず、彼らが死のうが生きようが全く影響を及ぼさない。
ならば、たとえ殺したって何も変わらないだろう。

当然殺さなくても、何も変わらない。
彼らは裏切り者に始末され、私はその事実を知ることも無く今までどおり独りで生きていくだろう。

どちらにしても変わらないなら、敢えてNight Motherに尽くす必要は無いのではないか。
そこまでしてやる義理も義務も、私には無い。

Dark Brotherhoodが滅びようと、私には関係の無いことだ。

 

 

 

しかし、此処に来て私の中で彼らの存在が、知らず知らずのうちに大きくなっていたのを知る。
私が他人に依存するなんて今まであっただろうか。

彼らの為に出来る最善の行為は…

 

殺ス事?

 

 

分からない。

これは私の思考か。
それともNight Motherか。

まるでNight Motherの声が直接脳内に響いて来るようだ。
頭の中で殺せ殺せと喚いている。
そして髪を振り乱す私と、血と、叫び声。

Night Motherの言いなりにはならない。
私は"私の意志"で行動する。

自らに問いかける。
私はどうしたいんだ。

感情とは厄介なものだ。
無意味だと分かっていても、意識的に無視することは難しい。

素直に感情に従うなら…

 

私は家族を救いたい。

初めて手に入れた居場所を守りたい。

それを訳の分からない裏切り者によって壊されてたまるか。

 

 

急がなければ。

 

家族が危ない。

 

救わなければ。

 

裏切り者の手から家族を。

 

 

救わなければ。

家族を。

 

―ドウヤッテ?―

 

 

救ワナケレバ。

私ガ。

 

 

―どうか踊りましょう 熱いダンスを―

 

 

―全て呪うような 黒いドレスで―

 

 

死ヲ持ッテ。

 

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カテゴリ:OBLIVION プレイ日記

2007.07.31 Tue. 19:50 -edit- Trackback 0 / Comment 2

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この記事に対するコメント

[ No:32 ]

相変わらずSS沢山で読みやすいですなw読みやすいというかイメージがわきやすいというのか・・・

俺もFFのSSひっぱってこようかのぅ・・・

URL | エルメス #jEFD2zn2

2007.08.01 20:05 * 編集 *

[ No:33 ]

エルメスさん、こんばんわ~^-^

SSあると状況説明とかを省けるという利点が><b
エルメスさんはSSなしなのに、読んでてものすごい世界観が広がるからすごい∑
見習わねば…(-_☆)

URL | lain@OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~管理人 #-

2007.08.01 21:05 * 編集 *

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