OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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気狂いピエロ 最終話 ~真実~ 

「き、貴様…! 何奴…!!」

 

「その角と羽…、なるほど。 貴様もその"バグ"の仲間か…! 我が炎を掻き消すとは大それた行為なり…!!」

 

「あら、随分な物言いね、神様。 だけどそれは間違いだわ。 だって"バグ"はあなたの方だもの」

 

「フ…、フフフ。 我がバグとは聞き捨てならんな。 やはり貴様もその女と同様、適当な理屈で我が存在を否定せんとする者か」

 

「否定するのはあなたの偽りの姿。 いいわ、教えてあげる、真実を」

「真実だと…?」

 

「遠い昔、一人の哲学者がいたの。 彼はある偉大な哲学者の提唱したイデア論に魅せられ、その現実を超えた真実在の存在を見極めようと毎日のように空想に耽っていたわ」

 

「やがて彼は現実の生活を軽視するほどイデア界に夢中になり、何時間、いえ、何日も恍惚状態に陥っていた。 でもその甲斐があって、彼には転機が訪れる。 そう、彼の意識がアカシックレコードと接触したのよ」

「……」

「そして貪欲な彼は、アカシックレコードの記録を引き出そうとした。 それは生命全ての魂の記憶であり意識の集合体、全宇宙の記録。 当然、人一人の頭脳に納まるような情報量ではないわ」

 

「流れ込む情報によってオーバーフローした彼の頭脳は制御を失い、やがて狂い始める。 そしてアカシックレコードによって中途半端な力を手に入れた彼は、イデア界という憧れの世界を自らの手で創造し、そこで世界を眺めていた」

 

「やがて完全に空想に支配された彼は、自らを神だと勘違いした」

 

「…その哲学者が我だと言いたいのか?」

「そう、あなたはしがない哲学者であり、無闇にアカシックレコードに触れた事よって誤作動を起こした世界のバグ。 神でもなんでもないのよ」

 

「…下らん! そのような酔狂な話、まともに聞き入れるにもおこがましいわ…!!」

 

「ぐ…?!」

「あら、傷が痛むのかしら? 彼女から受けた"死の刻印"が」

「し…、死の刻印だと…?」

 

「さっきも言った通り、すでに時間切れよ。 あなたの死は確定しているの。 今更足掻いたところで覆る事はないわ」

「…フン、この程度の傷で我が死ぬ事など…!」

「不可能よ。 彼女の存在は死そのものであり、タナトスの象徴。 彼女が目の前に現れたということはイコール、死を意味する」

 

「…ならば奴は死神か? ククク…笑止な。 現に実力では我が優っていた。 死神といえどその能力を上回る相手の命を奪う事など出来まい…!」

「理解できていないようね。 それなら分かりやすくあなたの好きな言葉で言ってあげる」

 

「彼女は死のイデア。 単なる人間のあなたに創り出せなくて当然の存在なのよ」

 

「彼女にさえ手を出さなければ、もう少し"神様"でいられたのにね。 フフフ」

 

「そ…、そのような話が真実であるはずなどありえん…!! そいつは神に歯向かうバグであり、神である我を超える存在であるはずが……!」

 

「……」

 

「ばかばかしい。 演劇の続きはあの世でやってもらえるかしら」

 

「……?!」

 

「そういえばイデア界は、肉体を失い意識体となった魂だけがたどり着ける場所だという解釈もあるみたいね」

 

「もしかしたら本物のイデア界に行けるかもしれないわよ、神様。 フフフ…」

 

 

「……」

 

「わ、我は……!!」

 

「私は…誰だ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

神の電撃をまともに食らい地に伏した。
そこから先の記憶がない。

あの男が素直に私を帰してくれるとは思えないし、考えられるのは私をかの地へ促したあの女…。

 

結局は何も分からず終いだ。
神の正体、あの女の目的、そして私の存在…。

だが、、、

 

焦る必要は無い。
生きていれば必ず知るときが来る。
必ず……。

 

 

「フフフ……」

 

「あなたが全てを知り得るには、まだ時間が掛かるようね。 でも、あなたは自らの力で解明する必要があるわ。 己が存在を…」

 


「全てを知ったとき…、あなたは何処へ向かうのかしらね…?」

 

気狂いピエロ

~完~

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テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

カテゴリ:OBLIVION ロールプレイ日記

2010.01.08 Fri. 23:29 -edit- Trackback 0 / Comment 3

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この記事に対するコメント

[ No:1293 ]承認待ちコメント

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| #

2010.01.09 00:16 * 編集 *

[ No:1323 ]

気狂いピエロ乙でした!
更新早いですね~っていうか普通ですかね(゜ー゜;)わたしが遅い(笑)

「彼女の存在は死そのもの
彼女が目の前に現れたということはイコール、死を意味する」
ってカッコよすぎます><

URL | YUZU #Hf1dhM3U

2010.02.04 08:45 * 編集 *

[ No:1324 ]

>ゆずさん

こんにちわ~。
更新早いかなぁ^^;
あの時は書くことがある程度決まっていたこともあり、普段よりははやかったですが、先月下旬からまたスローペースになりました;

かっこいいですかね><
ありがとうございます!
気合を入れて書いた甲斐がありました(笑

URL | lain #0MXaS1o.

2010.02.04 19:10 * 編集 *

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