OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

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The Day of Retribution 第11話 ~不確定要素~ 

「お前が計算を誤るとはな・・・。 さすがにあそこまで追い込まれては、お前の超頭脳も処理能力が追いつかなかったようだな」

「・・・いや、計算は完璧だったさ。 あの僅かな瞬間でも俺の超頭脳は的確な結果を弾き出していた。
だが肝心の俺が力の配分を誤った。 例え計算が完璧だろうと、それを正確に再現できなければ意味がない」

 

「所詮は・・・俺も人間だということか」

 

「・・・」

 

「そんなことよりも・・・何故お前は生きている。 それだけが・・・どうしても解せん。
俺は確実にお前を仕留められるだけの力で技を放った。 万に一つ生きていられたとしても、致命傷は免れないはずだ」

「おれは何もしていない。 お前の技は回避不可能、それはお前自身がよく分かっているはずであり、そしておれもこの身を持って体験している」

「・・・では、何故」

「答えはお前が今言ったではないか」

「・・・何?」

 

「確実に仕留められるだけのパワーを持って技を放ったのにもかかわらずおれは生きている。 そしておれはせいぜい身を挺す程度で、これといった防御策は一切講じていない。 それでおれが生きていたとなると、答えは一つしかない」

 

「お前自身が力の配分を誤った。 それ以外に考えられない」

 

「まさか・・・! 先のような状況ならいざ知らず、あの場で俺がそんな根本的なミスを犯したとでも言うのか・・・?!」

 

「これはおれの憶測に過ぎんが・・・」

 

「言葉では否定しつつも、お前は深層心理の奥底では今だ孤独感を拭えきれずにいる。 そして心を許しあえる友を欲している。
おれが”友”という言葉を発した時、お前は明らかに動揺していた。 恐らくそのせいでお前の友を求める心が、おれを殺す事を拒んだのだろう。
そのためお前は無意識のうちに力をセーブし、そして僅かながら狙いを外す事でおれを”生かした”のだ」

「バカな・・・! 俺がそんな情に流されるなど・・・!!」

「だが現実におれは生きている。 たとえいかなる理由があるにせよ、おれを殺し損ねたのはお前自身だという事実に間違いはないだろう」

「・・・」

 

「そうか・・・。 最も留意すべき不確定要素は、俺自身の心・・・!」

 

「・・・まあいい。 どちらにせよお前は俺に勝ち、予言の実行を食い止めるに至った。
俺の深層心理の孤独を見抜き動揺を誘うとは、出来た作戦だったな。
まさか俺がそのような奇麗事に縋る心が残っているとは、俺自身ですら予想外だった」

 

「勘違いするな、イトウマスオよ。 あれはお前を打ち破るための作戦でも、ましてや奇麗事でも何でもない。 おれの本心だ」

 

「ククク・・・。 あのままお前の攻撃を食らっていれば、確実に俺の身体は裂けていた。 それこそ結果論の戯言でしかなかろう」

「気付いていなかったのか。 おれがお前に向けたのはフラーの部分。 仮に攻撃が当たっても、せいぜい気を失う程度で致命傷に陥る事はないだろう」

 

 

 

 

「殺気が感じられなかったのはその為か・・・。 よもやそれを見抜けんほどに動揺していたとは・・・呆れて言葉もない」

「それはお前が血の通った人間である証拠、恥じる必要はない」

 

「お前の神になるという野望、決して否定するわけではないが、今一度考えてみてはくれないか。
幼少時代に心に閉じ込めた復讐という名の狂気を開放し、新たな扉を開いてみてはどうだ」

 

「お前はもはや孤独ではない。 友としておれに出来ることがあれば、いくらでも力を貸そう。 おれは、決してお前を裏切らない・・・!」

 

「・・・」

 

「また、戯言を・・・」

 

 

 

 

 

 

「気を失ったか・・・」

 

「イトウマスオよ。 人間は生まれながらに2つの世界を同時に生きている。
1つは生命全てが共有する”物理世界”。 そしてもう1つは、それぞれの視点から心のフィルターを介して見た”精神世界”。

幼い頃に受けた虐待により、お前のフィルターは濁ってしまった。 そしてそこから見た世界は酷く淀んでおり、目に映るもの全てが敵に見えたのだろう。
だがお前が次に目を覚ましたときは、今までとは全く違う世界がそこには広がっている。

その時こそ、刮目して見よ」

 

「世界は輝いている・・・!」

 

 

 

 

 

 

「やはり・・・、予言は事実だった・・・。 害悪の子が、村に災いをもたらしにやってきた・・・!!」

 

「・・・」

 

「・・・随分とお年を召されたな」

 

「預言者ダ=ルースよ」

 

次回、最終回の予定です!


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テーマ: Oblivion

ジャンル: ゲーム

カテゴリ:OBLIVION ロールプレイ日記

2009.11.08 Sun. 21:16 -edit- Trackback 0 / Comment 2

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この記事に対するコメント

[ No:1181 ]

イトウマスオはこれでよかったと思います。
このまま予言を実行して、神になってもイトウマスオは心は満たされなかったでしょう。
目が覚めたら、今度は普通の人間として生き、幸せに生きて欲しいですね。



URL | world #-

2009.11.09 19:27 * 編集 *

[ No:1182 ]>worldさん

そうですね!
このままいったら単なる破壊神になってしまいそう・・・。
幸せになれるかどうかは、今後の生き方次第でしょうか><b

URL | lain #0MXaS1o.

2009.11.11 13:00 * 編集 *

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