OBLIVIONプレイ日記~Darker than Darkness~

OBLIVIONのロールプレイ日記と小ネタがメインです。
BUCK-TICKを愛して止まないので作中にBUCK-TICK語録が多数出てきますが、BUCK-TICKとは何の関係もありません。

ここに該当する記事はありません。

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Mr. Darkness & Mrs. Moonlight 第6話 ~王子様~ 

マリウソの話によると、過去1000年より現在に至るまでに、今回と同じような事件が幾度となく発生している。
周期はおよそ50年から100年の間であり、これが何を意味しているのかはまだ不明だ。

現在より最も近い時期、と言っても100年近く前だが、ブルーマで暮らしていた娘が今回と同じく黒いローブを羽織った男に攫われている。
その時も男は「ムーンライト」という言葉を残しているらしい。

そして当時その娘の父親は、攫われた娘の捜索をブルーマの戦士ギルドに依頼した。
結果としては失敗に終わったようだが、ブルーマの戦士ギルドに行けば当時の記録が残っているかもしれないということだ。

あわよくば犯人の居所も掴めるかもしれない。

関連性はあると見て間違いなさそうだが、犯人の男が同一人物だと仮定すると、その男は1000年近く生き続けている事になる。
俄かには信じがたい話だ。

 

だが、世の中には私の知らないことなど星の数ほど存在する。

帝都のガードが躍起になって追いかけている「グレイフォックス」という盗賊、その存在は明らかにされていないものの、その男は300年以上も生き続けているという。
それに、詳しくは知らないが、ヴァンパイアの類であれば人の生血を吸い続ければ1000年程度な生きられるのかもしれない。

その男が何者かは知らんが、未知なる力で不死の力を得たのだとしたら、それはそれで興味深い話だ。

 

 

お前が私の知的欲求を満たしてくれるほどの存在であることを願う。

「飛ばせ、シャドウメア」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当然だよな・・・。
こんな状況で面白いギャグなんて思いつくはずがねぇ。

 

「クチナシ・・・お前が行くっていうのか? ま、待ってくれ! だったらオレも一緒に・・・!!」

「必要ない。 俺は旅慣れているし、戦闘に関してもある程度は覚えがあるが、お前がいることで却って動きにくくなる。 お前は家で新しいギャグでも考えていろ」

「そんな場合じゃ・・・!!」

 

 

「いいか、彼女の救出に成功したとしても、長時間恐怖に晒されていた彼女は心身ともに衰弱している事が予想される。 そんな時は、お前の最高のギャグで彼女を笑顔にしてやるんだ」

 

「ちくしょう、クチナシの野郎!! 一人だけカッコつけやがって・・・!!」

 

「ツインテールちゃん、一体キミは何処にいるんだ・・・。 酷い目に遭っていなければいいけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んん・・・ん?」

 

「・・・こ、ここは・・・何処?」

 

「お目覚めかい、お姫様・・・」

 

「あ、あなたは・・・誰・・・?!」

 

 

「王子様」

 

-続く-

 

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2008.10.16 Thu. 12:09 -edit- Trackback 0 / Comment 12

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Mr. Darkness & Mrs. Moonlight 第5話 ~月夜の花嫁~ 

「"ただの人間じゃない"って・・・ど、どういうことだ・・・?」

「・・・」

 

「昔・・・俺がまだ子供の頃、村の長老が子供たちを広場に集めて童話を朗読することがあった。 何も無い退屈な村ゆえに、子供たちは喜び勇んで広場に集まったものだ」

「な、なんだ突然・・・それが何か関係が・・・」

突拍子も無い昔話にオモロは眉をひそめるが、クチナシは構わず続けた。

「昔の記憶ゆえに俺もほとんど覚えていないのだが、一つだけ・・・あまりにも衝撃的で未だに記憶に残っている話がある」

俯いていた顔を持ち上げ、再びオモロに向き直るクチナシ。

「"月夜の花嫁"という話を知っているか?」

「月夜の花嫁? 聞いたことねぇな・・・」

一呼吸起き、クチナシは再び語り始める。

 

「ある美しい王子と王女が、人里はなれた雪山に巨大な城を建て静かに暮らしていた。彼らは永遠の愛を約束し、それを実現するために月の女神に永遠の命を授かった。 だが、王女は病に見舞われ死んでしまう。 一人取り残された王子は月の女神に懇願し、女神は満月の晩のみ現世と天国との扉を開き、二人逢うことを許した。 王子は広い城の中で寂しさに耐えながらもただただ王女を待ち続け、そして満月の晩だけは幸せな夜を過ごしたという」

 

 

「・・・」

 

「ま、まぁ良くある御伽噺みたいだが、よく分からねぇな・・・。一体何が衝撃的なんだ?」

「・・・」

 

「一人永遠の命を手に入れたまま取り残されたとはいえ、満月の晩だけは愛する王女と幸せな時を過ごすことが出来た・・・。そう、創作物語というものはそれ以前も以後も存在せず、美しい形を留めたまま終わらせることが出来る。だからこそ、この話も一見ロマンチックだと思うかもしれない。だが・・・」

 

「続きがあるとしたら?」

 

「・・・ど、どういうことだ?」

 

「この物語は作者が実際に聞いた話を基にして書かれており、不死身の王子は未だ雪山のどこかにあるという城で暮らしているという。さらにこの王子には逸話があり、満月の晩になると月から舞い降りた王女を探しに、夜の世界を徘徊しているということだ」

 

「物語にする以上は、多少の誇張や美化も加味され完成度を高める必要がある。よって全てが事実とは言えんだろうが、実際に不死身の男が今も尚生き続けているとすれば、幸せに幕を閉じた物語の先に待っている現実は、永遠なる孤独・・・死んだ恋人の幻影を求めて廃人のようにさ迷い歩く姿を想像できなくは無いだろう」

 

「じゃ、じゃあ何か? 昨日は確かに満月だったが、ツインテールちゃんはその御伽噺の王子に連れて行かれたってのか・・?」

「あくまで可能性だ」

「だ、だがよ・・・! そりゃいくらなんでもこじつけ過ぎだぜ・・・! きっとツインテールちゃんの美しさに惹かれたどこかのバカが・・・!!」

「それだけではない」

 

「この御伽噺に登場する王女の名前こそ、"ムーンライト"なのだ」

 

「?!!」

 

 

 

 

「昨晩の誘拐事件、お前なら既に知っているだろう」

「ああ、今朝新聞で読んだな。金にならなそうな事には興味がないんで、軽く読み飛ばしたがね」

 

「何か知っていることがあれば教えてほしい。お前は顔が広い、何か事件に関連しそうな事項を過去に耳にしたことは無いか」

 

「ほう、それは一体どういう了見かね? まさか攫われた少女を助けに行こうと言うのか?」

 

「他人にはまるで無関心のキミが」

全て見透かしていると言わんばかりの様子で、からかうようにマリウソは言う。
いちいち癪に障る振る舞いをするのは、もはやこいつの根本的なパーソナリティとしか言わざるを得ない。
常に相手の一歩先を行き、上から見下す位置にいなければ気が済まないのだろう。

だが、お前ごときに私という人間を解することは出来ない。

・・・私自身も分からないのだから。

 

「ただの気まぐれだ、お前には関係ない」

「ふふふ・・・まぁいい」

 

「犯人が何者なのかは知らんが、過去の記事を図書館で漁っていた時に、似たような事件の記事を見たことがある」

「似たような事件?」

「そう、それも複数だ。 今回の事件とも非常に類似点が多く、何か関連性があると考えられなくも無いが・・・」

 

「聞きたいかね?」

 

「愚問であることは理解しているはずだ。事は急を要する、勿体振らずに話せ」

面倒なやり取りに多少の憤りを覚えつつ私が言うと、マリウソは不敵な笑みを浮かべる。

「ククク・・・いいだろう」

これから得意満面な解説が始まると思うと気が滅入るが、少ない手掛かりの中、自らの足で調べるよりは遥かに時間を短縮できる。

 

「では・・・」

気に食わない奴だが、お前は利用価値のある男だ、マリウソ。

 

 

 

 

 

 

 

 

-続く-

 

 

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2008.10.07 Tue. 15:49 -edit- Trackback 0 / Comment 9

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Mr. Darkness & Mrs. Moonlight 第4話 ~それぞれの思惑~ 

 

 

 

 

「・・・お客様です」

 

 

「これはこれは、珍しい。キミが自らここに訪れるとはね」

 

「何か物件でもお探しかな?ククク・・・」

相変わらずの卑下た笑い、反吐が出る。
だが、面倒な手間を省くためだ。

 

「・・・」

お前の博識を利用させてもらう。

 

 

 

 

あったぜ・・・

ガキの頃親父に、男なら武芸も出来なければいかんと言われ渡された一振りの剣・・・

誘拐犯がどんな奴か知らねえが、ガードの真ん前で人攫いするようなやつだ。
もしもの時のためにこのくらいの準備は必要だよな。

 

俺は昔から戦いが苦手で、血を見るのも大嫌いだった。
少しでも世界が平和になればとお笑いの道を目指し始めたが、親父には猛反対されたな。

こんな剣も俺には必要ないし即行で武器屋へ売っちまうつもりだったが、そのまま忘れちまって物置に入れっぱなしにしてたのを思い出した。
だがまさか実際に使う日が来るとは夢にも思わなかった。

"武器一つ扱えないようじゃ、今の世界では愛する女一人守れない"。

今になって親父の言葉が重く圧し掛かるぜ・・・
こんなことなら剣術の修行でもしておけば良かった。

俺のくだらねェギャグなんかじゃ、何一つ守れないじゃねえか・・・!

 

俺に剣の腕なんかこれっぽっちもねぇが、いざとなったら刺し違えてでもキミを救い出してやる、ツインテールちゃん!!

 

 

「そんな物騒な物を下げて何処へ行くつもりだ、ミスター・オモロよ」

 

「ク、クチナシ・・・悪いが説明してる暇はないんだ」

「分かっている。 あの少女の元へ向かうのだろう」

 

「知ってたか・・・結構な騒ぎになってるもんな。 そうだ、俺はツインテールちゃんを助けに行く! ガードは当てになんねーし俺が行くしかないんだ・・・!!」

「場所は分かっているのか?」

「い、いや、はっきりとした場所は分かんねーが、ブルーマ地方の何処かだって事は分かってる。 手当たり次第探すつもりだ、とにかく急がねぇと」

 

「お前は我が好敵手であり、そして俺の数少ない友だと思っている。 だからこそはっきり言わせてもらう・・・」

 

「似合わん事は止めておけ。剣術の覚えの無いお前が行ったところで彼女は救えない。 むしろ彼女の目の前で醜態を晒す事になるだろう」

 

「何だと・・・?! クチナシ、てめぇ・・・!!」

「嫌味で言っているのではない。 あくまで彼女を救い出す最善の方法として合理的に考えた場合、お前が単身乗り込むのは効率的ではないと言っている。 それに・・・」

 

「お前が今から相手にしようとしている男は、ただの人間ではないのかもしれないのだからな」

 

-続く-

 

ちょっと短いですが更新が遅れているので…m(_ _;)m
次は月曜くらいにUPできるといいなぁ

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2008.10.02 Thu. 13:06 -edit- Trackback 0 / Comment 12

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