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こんなところに指令書を隠すのは嫌がらせのつもりか、それとも本人の趣味か。
どちらにせよ、裏切り者とやらは幾分変わった趣向の持ち主らしい。
砦の壁に磔にされた死体は激しく腐乱し、来る者を拒むかのように周囲に異臭を放っている。
その死体の傍ら、砦の入り口の脇に置かれた棺桶の中が今回の指令書の隠し場所だ。
『もし君がこの指令を読んでいるなら、Shaleezは死んでいるということだ。 君は世界にとって素晴らしい奉仕をしたぞ、Silencer。 さて、仕事を続けよう。
君の次の目標は、Leyawiinで現在貸家に住んでいるAlval Uvaaniというダークエルフの商人だ。UvaniはMorrowindの商人で人々に尊敬されている人間だ。だが彼のビジネスはしばしば彼の家から非常に遠い場所にまで行かなければならない。 その中に問題が横たわっている。Alval Uvaniの妻は、彼女の夫が再三にわたって、家を留守にしていることに幻滅したようだ。そして彼らの結婚を解消することを望み、我がDark Brotherhoodに援助を求めてきた。 我々にとって、CyrodiilがMorrowindのMorag Tongの手が届く範囲を超えていることは、幸運なことだ。
Alval Uvaniは現在Cyrodiil中を旅している。そして決して、同じ場所に何日も留まっていない。 今回の隠し場所である棺の中に、このダークエルフがどこにいるのか、その日程を記したメモを入れておいた。 彼を抹殺する計画の参考にしてくれたまえ。しかし、気づいているとは思うが、彼は帝国の最も遠い地域を旅することを強いられたため、Uvaniは自身を防衛する方法をよく学んでいる。 彼は破壊魔法の専門家であり、殺す方法についてよく知っているはずだ。
Alval Uvaniが腐った体を横たえたなら、Imperial CityのMarcket Districtへと向かうこと。 そこにはStonewall Shieldsと呼ばれる店がある。 今回の隠し場所は空洞にされた切り株で、その建物の裏にある。いつものように、次の任務の情報と一緒に、今回の任務に対する報酬を見つけることができるだろう。
ああ、そうだ。最後にひとつ、ちょっとした情報がある。 見たところ、Alval Uvaniはダークエルフでも稀な症状である、ハチミツへの重度のアレルギーで苦んでいるようだ。 君がどうにかして、彼の食物をハチミツベースのミードに置き換えることができるなら、たぶん彼は完全に麻痺してしまうだろう。 これは確かに、あのダークエルフを扱うことを容易にしてくれるはずだ』
スケジュール表まで用意するとは随分とマメな奴だ。
是が非でもターゲットを殺害するという狂気的なまでの執念が感じられる。
これはいよいよLucien Lachance死亡説が濃厚になってきた。
あくまで主観だが、奴はSithisやNight Motherに頗る従順で、彼らに対して常に敬意を失わなかった。
そしてその口調は冷淡で感情を表さず、私が彼らを主として従えるに足る存在かどうか見定めるようであった。
奴にとって暗殺はSithisやNight Motherへの奉仕で、死体は捧げ物。
だがこの指令書を書いた人物は明らかに奉仕としてではなく、ターゲットが死んだという事実そのものに欣喜雀躍の態を露にしている。
もしこれが別人ではなく本当にLucien Lachanceが書いたのだとしたら…
その演技力に感心する前に呆れるな。
とりあえず、指令書と共に置かれていたスケジュール表を開き、目を通す。
『Alval UvaniはCyrodiil中を旅しているため、下記の日にここに書かれた場所で見付けることができる:
Morndas/Tirdas -- Bravil -- The Lonely Suitor Lodge
Middas/Turdas -- Skingrad -- The West Weald Inn
Fredas/Loredas -- Bruma -- Olav's Tap and Tack
Sundas -- Leyawiin -- Alval Uvani's House (借家)
他の街に到着するまでの時間は彼次第なので、日付が変化する可能性があることを頭に入れておけ。』
現在はTurdasの日、このスケジュール表に従えばAlval UvaniというダークエルフはSkingradのThe West Wealdという宿屋にいるはずだ。
破壊魔法の専門家で、正面から襲い掛かればその得意の魔法で迎撃される可能性もあるが、重度の蜂蜜アレルギーで、蜂蜜を体に取り込むと痺れて動けなくなるという。
安全に殺すには、いずれかの場所でやつが食事をしているときに蜂蜜酒でも混ぜてしまえばいいが、宿屋の中ではたとえ麻痺させても目撃者が多すぎて殺すことはできない。
街道を移動中に後ろから忍び寄って殺すことも可能だが、移動を開始する時間が曖昧で確実に遭遇できるという保障は無い。
ならどうする。
簡単なことだ、普段どおりに暗殺すればいい。
わざわざ面倒な策を練る必要はない。
ここはLeyawiinの住宅地の一角、Alval Uvaniの自宅である借家の前だ。
日はSundas、刻は夜半。
周辺に人がいないことを確認し、目を盗んでロックピックで開錠する。
スケジュール表に書いてあった通り、Alval Uvaniはこの日の昼間のうちに自宅へ戻ってきていることは確認済みだ。
そしておそらく今は眠りについている頃だろう。
上階へ上がる階段を上り、寝室を目指す。
物音は聞こえないが人の気配は感じることができた。
Alval Uvaniがいる。
サヨウナラ。
奴の寝室にはDark Brotherhoodの法衣が隠されていた。
別段驚くことではないが、これはつまりDark Brotherhoodの崩壊がまた一歩近づいたことを意味する。
残りは何人だ。
To be continued...
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OBLIVION プレイ日記 第1弾 「殺シノ調ベ」 | 2008/01/29(火) 14:32 | コメント:(8)


